2025/06/05 16:34
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載①「私が子供靴の本を書いた訳」のダイジェストです。私が“子供靴の怖さ”に気づいたのは、母としての体験がきっかけでした。初めての子に...
2025/09/17 00:00
“覚えていらっしゃいますか?”というメール。開いてみると、10年以上前に一度だけお話ししたことのある方でした。共通の知人から私のことを聞き、懐かしく思ってくださり、メールをくださったのでした。機会があ...
2025/09/10 00:00
今回、ミラノの展示会の合間を利用し、娘と二人でパリを訪れました。ところが到着翌日に風邪をひき、ほとんどの予定を断念。叶ったのは、娘が好きなサクレクール寺院詣でだけでした。サクレクールには、長い、長...
2025/09/03 00:00
靴の基本的なスタイルには、大きく分けてスリッポンと紐靴があります。スリッポンは、紐やベルトなどの留め具がなく、足を滑り込ませて履くタイプで、ローファーやパンプスが代表的です。留め具がないので、脱げ...
2025/08/31 00:00
ある映画のワンシーン−−初老の男性がベッドに腰を下ろし、編み上げのブーツを丁寧に脱いでいる。その姿に、靴と丁寧に向き合う文化を感じたことを覚えています。欧米では一日中靴を履くのが普通ですが、日本は、...
2025/08/25 00:00
ロンドン中心部のスローンスクエア駅前にある老舗デパート「ピーター・ジョーンズ」で、印象的な光景に出会いました。子ども靴売場でのことです。来店客が小箱から紙切れを取り出しているのです。それは、フィッ...
2025/08/20 00:00
かつて放送されたNHKの番組「世界の先生」で紹介された、ドイツ・ミュンヘンの小学校教員ウテ・アンドレセン先生の授業は、足と靴をテーマにした実践的で印象的なものでした。授業はノーベル文学賞を受賞した詩人...
2025/08/15 00:00
童話には子どもの情操を育む大切な役割がありますが、「靴」が印象的に登場する作品の代表は、「シンデレラ」ではないでしょうか。ご存じのとおり、主人公は継母と義姉たちにいじめられ、暖炉の灰まみれで暮らす...
2025/08/09 00:00
サルヴァトーレ・フェラガモは、靴から始まったイタリアのラグジュアリーブランドの創業者。卓越した靴職人であるだけでなくデザインセンスもあり、数々の美しい靴を生み出しました。その生涯は『夢の靴職人』と...
2025/08/05 00:00
「靴とは何か」なんて、靴を履くのは当たり前過ぎて、考えもしませんね。ファッション、足を汚さないため、それよりまず靴を履いて歩きます。靴は、「歩くための道具」です。そして、そうと定義すると、備えるべ...
2025/08/01 00:00
スニーカーブームの昨今、その背景には、技術革新”があります。たとえば、ニット製アッパーは、一枚構造なので縫製が不要。また、ソールには3Dプリンターが活用され、自動生産工場も登場。その工場では、アームロ...
2025/07/29 00:00
ドイツの子ども靴「リコスタ」は、ショッピングモールにある靴店やデパートの子ども靴売場ではなかなか手に入りません。今回は、「リコスタ」を取り扱う神奈川県相模原市の靴専門店「ワカヤマ」さんを訪ねました...
2025/07/25 00:00
ニューヨークで活躍するポダイアトリストが講演!これは聞かねばなりません。ポダイアトリストとは、足専門の医師です。外反母趾や巻き爪、魚の目の治療、オーダーメイドのインソールを処方するなど、足の健康全...
2025/07/22 00:00
ブラジルは、世界有数の靴産地。靴の仕事で毎年、訪れていた時期があります。その中心は、南部のノヴォ・アンブルゴというところですが、巨大工場が並ぶ中、小規模ながら子供靴への理念を貫くメーカーがありまし...
2025/07/17 00:00
纏足は、女性の足を長さ9㎝ほどの理想の形に形づくるという中国の奇習。1000年にもわたり続きました。始めるのは3歳未満が理想とされ、足の成長を止め理想の形にするために、親指以外の指を足裏に折り込み、布で...
2025/07/14 00:00
食事の作法のように、靴にも「躾」が必要ではないか──。靴が日本の生活に根付いてからまだ70年余り。その間、靴の履き方や健康への影響は、十分に教えられてきませんでした。しかし靴は、ファッション以前に「歩...