2025/08/09 00:00
サルヴァトーレ・フェラガモは、靴から始まったイタリアのラグジュアリーブランドの創業者。卓越した靴職人であるだけでなくデザインセンスもあり、数々の美しい靴を生み出しました。その生涯は『夢の靴職人』という自伝にまとめられています。
その中に、小児麻痺で足を引きずっていた甥のために靴を工夫し、正しい歩き方へと導いた結果、杖なしで歩けるようになったというエピソードが紹介されています。
私は“マユツバ…”と思いました。でもその後、外反母趾や整形靴に関する取材を通じて、靴が健康に与える影響の大きさと治療具としての靴を知りました。
“マユツバ”どころか、確固たる事実。そして、「正しい歩き方が足を癒す」「悪い靴は足を傷める」ということを伝えています。
成長期の子どもには、さらに意味をますことは言うまでもありません。

靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載⑳「サルヴァトーレが教えてくれたこと」のダイジェストです。コラムの全文はこちら。
大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。
