2025/10/01 00:00

『ゾウの時間ネズミの時間』は、生物学者・本川達雄氏が「体のサイズと生き方の関係」をわかりやすく解き明かした一冊です。
ゾウもネズミも寿命を呼吸数で割ると同じ約5億回。大きさは違っても命の価値は等しいと説きます。特に印象的なのは、体のサイズによる「行動圏」の違い。体が大きいほど行動範囲が広がり、広さは、体重とほぼ比例しているそうです。
そして本川先生は、面白い計算をしてくださっています。
都内立川から丸の内まで通うと、通勤距離は37.5キロメートル。これを行動圏の半径として計算すると、その人の体重は2.9トン。こんなにも体を肥大させて生活しているのですから、ストレスが溜まって当然です。

子ども達に視点を移します。
このような社会で生まれた時から育つ子ども達が、生物として正しく成長して行くには、何が必要なのでしょうか。

靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載㉙「『ゾウの時間ネズミの時間』にことよせて」のダイジェストです。コラムの全文はこちら


大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。