2025/10/08 00:00
私たちの生活に欠かせない靴は、幼児教育やしつけの題材としても多く取り上げられてきました。海外の絵本『リサのあかいくつ』もその一つです。
靴が小さくなり新しい靴を買ってもらえることになったリサは、新しいのは、赤い靴と決めていました。そして、靴屋さんへ。ところが赤い靴は、小さいサイズしかありませんでした。お母さんに別のにしたらと言われましたが、リサは「赤い靴が欲しい」と言い張り、小さい赤い靴を買ってもらいました。
リサは、大満足。赤い靴を履いて、おばあちゃんの家に出掛けます。ところが、やがて足の指が痛くなり、かかとも痛み始めます。おばあちゃんの家に着くと、トイレに駆け込み、便器に足を突っ込み冷やすほどでした。
さて、『リサのあかいくつ』の作者は、オランダ人のインメ・ドロス。絵は、その夫のハリー・レーゲン。原題は「IK WIL DIE」(オランダ語)。Google翻訳のお世話になると、意味は「欲しい」。
作者は、子ども達に何を教えたかったのでしょうか。
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載㉚「『リサのあかいくつ』の教訓」のダイジェストです。コラムの全文はこちら。

