2025/09/03 00:00

靴の基本的なスタイルには、大きく分けてスリッポンと紐靴があります。
スリッポンは、紐やベルトなどの留め具がなく、足を滑り込ませて履くタイプで、ローファーやパンプスが代表的です。留め具がないので、脱げないようにするためであり、また足にフィットしていることが、より求められるスタイルです。

一方、紐靴は留め具のあるスタイルで、内羽根と外羽根の2種類があります。内羽根は甲部分と羽根が一体化しており、履き口はあまり大きく開かないため、構造的にはスリッポンに近い特徴を持ちます。それに対して外羽根は、羽根が甲の上に乗るように取り付けられているため、大きく開きます。これにより、足が入れやすく、甲の高さに多少違いがあっても履きやすいというメリットがあります。

また、外羽根の片方をベルトにしたものはモンクストラップと呼ばれ、ベルトをマジックテープにしたものが、子ども靴でよく見られます。

このように靴は、スタイルによって機能が違います。
子ども靴に向くスタイルは、どれでしょうか。

靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載㉕「靴のスタイルから見えてくるもの」のダイジェストです。コラムの全文はこちら


大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。