2026/08/31 00:00
カンヌ国際映画祭で、役所広司が最優秀男優賞を受賞というニュースが飛び込んできました。
そこで映画の話題。選んだのは、イラン映画の『運動靴と赤い金魚』です。
主人公の少年アリは、修理したばかりの妹ザーラの靴をなくしてしまいます。しかし家は貧しく、新しい靴を買う余裕はありません。そこで兄妹は一足の運動靴を交代で履き、午前は妹、午後は兄が学校へ通う生活を始めます。やがてアリは、マラソン大会の賞品が靴だと知り、妹のために必死に走ります。
この作品は、靴を単なる履物ではなく「学校へ行き、日常生活を送るために欠かせないもの」として描いています。一足の靴があるかないかで、子どもの毎日は大きく変わるのです。
さて、アリは、賞品の靴がもらえたのでしょうか。
タイトルの「赤い金魚」にも象徴的な意味が込められています。
お子さんと一緒に観てみてください。靴、そして家族について考えるきっかけになるように思います。

「運動靴と赤い金魚」DVD(発売元:NBCユニバーサルエンターテイメント
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載73『カンヌにかこつけて靴映画「運動靴と赤い靴」を紹介』のダイジェストです。
コラムの全文はこちら。
大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。
子ども靴選びでお悩みの方は、
