2026/07/06 00:00
「靴ひも」がタイトルについた二つの映画を見つけました。一つは、イスラエル映画『靴ひも』。もう一つは、イタリア映画『靴ひものロンド』です。
『靴ひも』は、発達障害のあるガディと父親の物語です。両親が離婚し、母親に育てられたガディでしたが、母が亡くなり父親のルーベンと暮らすことに。しかしルーベンが体調を崩し生活が苦しくなったことで、嘘をつき生活保護を受けます。その嘘は、ガディは靴ひもが結べない。つまり、それほど障害が重い。しかし、その嘘が後に2人を苦しめます。
一方の『靴ひものロンド』は、崩壊した家族が再生していく物語です。そして再生のきっかけは、息子が父親と同じ靴ひもの結び方をしていることでした。
二つとも「靴ひも」が表すのは、家族の絆。「靴ひも」の映画、観てみたくなりませんか。
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載66「『靴ひも』というタイトルの二つの映画」のダイジェストです。コラムの全文はこちら。

大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。
