2026/06/19 11:41
リコスタのベビーライン「ペピーノ」を、そうちゃんに試してみました。
サイズはEU24。日本サイズは、15.0㎝くらいです。そうちゃんは、14.0㎝がちいさくなってきているので、少し大きめです。
履かせてみると驚くほど安定感がありました。通常なら踵が浮いたり、足が内側に倒れたりしても不思議ではありませんが、そのような様子が見られなかったのです。
理由の一つは、内部構造にありそうです。中敷を剥がしてみると、トーマスヒールのような形のパッドが貼り付けられていました。トーマスヒールは足の倒れ込みを防ぐために内踏まず側を長くした、整形靴に用いられる手法です。また、足を包み込むストローベル製法が採用されていました。
そして、そもそも靴型のフォルムが違います。
その背景にあるのが、ドイツの子ども靴規格「WMS」です。WMSは単なるサイズ規格ではありません。トウの角度や高さ、爪先余裕の長さまで細かく定めた靴型設計規格です。そうちゃんに履かせてみて、「WMS」の優秀さを実感しました。
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載64「そうちゃんとリコスタ」のダイジェストです。
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大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。
