2026/04/20 00:00
保育園での靴の脱ぎ履きについて調べていると、「保育所テラスにおける子どもの靴を脱ぐ操作と発達的検討」という研究論文に出会いました。
調査では、子どもが靴を脱ぐ方法を7つのタイプに分類し、年齢とともにその方法が変化していく様子が示されています。
幼い子どもは保育者に手伝ってもらったり座って脱いだりしますが、成長するにつれて足や体のバランスを使い、自分で靴を脱げるようになります。さらに年齢が上がると、手を使わず立ったまま足だけで靴を脱ぐ方法へと変化していきます。
研究では、この手を使わずに脱ぐ方法が大人にも多く見られ、靴の脱ぎ方の完成形とも考えられるとしています。しかし、靴の構造やフィッティングの観点から見ると、この方法には疑問も残ります。
次回は、靴にとって本当に望ましい脱ぎ方・履き方について考えてみたいと思います。
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載56「幼児の靴の脱ぎ方7タイプ」のダイジェストです。コラムの全文はこちら。

大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。
