2026/04/14 00:00
そうちゃんが、歩き始めました。1歳4ヵ月です。
誕生日の頃にはまだ歩かなかったため少し心配しましたが、やはり体の準備が整えば自然に歩き出すものだと実感しました。
ファーストシューズを頼んだ職人(連載53)に、さっそく13センチを発注。程なく届き、すぐに履かせてみましたが、甲周りや爪先に余裕があり過ぎ。それに足が内側にややたおれこんでいるのが、何より気になりました。
それで修正を依頼。新しく届いた改良版は、踵を厚い革で補強され、カウンターの役割を強化されていました。
歩き始めたそうちゃんの歩き方を観察すると、爪先が外を向き、足裏全体で着地するペタペタ歩き。これは足の「あおり運動」がまだ十分にできていないためです。足のアーチは一般に4歳頃までに形成されるといわれ、歩くことが発達にとても大切です。靴はその不安定な歩きを支える役割を果たします。
そうちゃんが靴を履いてたくさん歩き、健やかな足に育っていくことを願っています。
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載55「そうちゃんのくつ 2」のダイジェストです。コラムの全文はこちら。

大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。
