2026/03/30 00:00

そうちゃんがもうすぐ1歳になります。靴を用意してあげなければなりません。
子ども靴について書いているのですから、靴の手当ては、使命のようなものです。
「買うのではなく、つくってあげよう」と決めていました。頼んだのは、20年来の付き合いがある靴職人、いや靴設計家。足と靴の関係に独自の理論を打ち立て、登山靴から子ども靴、足のトラブル対応まで手がけてきた人物です。快く引き受けてくれました。
出来上がったのは、外羽根でマジックテープ付きのブーティ型ファーストシューズ。革は自分で選び、黄色味の強いクリーム色のソフトシュリンク。底も革で、靴下と靴の中間のような、まるで“ソックツ”です。
つかまり立ちから最初の一歩までを、家の中でやさしく支える靴。そうちゃんが一人で立ち、一歩を踏み出す日を楽しみに、次のサイズを注文できる日を心待ちにしています。

靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載53「そうちゃんのくつ」コラムの全文はこちら