2026/03/17 00:00
日本の「母子健康手帳」に当たるドイツの「黄色手帳」の内容を見ていきます。
「母子健康手帳」は出生直後から6歳まで定期的に検診が実施する設計になっていますが、ドイツでは出生後3〜10日「U2」から5歳〜5歳4カ月の「U9」まで九つの検診が設定されています。注目すべきは検査項目です。
「U2」では、姿勢や運動機能、筋肉の状態に加え、「手足」の項目として関節の可動性や内反足などの変形・奇形がチェックされます。日本でも生後早い段階で股関節脱臼の有無が検査されますが、足については6歳までを通じて、検査は股関節脱臼のみです。
さらに「U7(1歳9カ月〜2歳)」では、X脚・O脚に加え、「靴は正しいか」という項目があります。その内容は、「足の親指と靴の爪先の間に少なくとも1㎝の余裕があるか」「ソールが柔軟か」。本格的に歩き始めるのに合わせて、靴のフィッティング、靴の品質に目を向けているのです。
さすが「WMS」を生み出した国というしかありませんが、「黃色手帳」は、そこで終わりませんでした。
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載51「ドイツの子ども検診手帳“黃色手帳”のこと その二」コラムの全文はこちら。

