2026/02/16 00:00

2021年の幕が開きました。21世紀三つ目の「デケイド(十年紀)」の始まりです。コロナ禍を経て価値観が見直される今、人の原点である「足」に目を向けてみたいと思います。
レオナルド・ダ・ヴィンチが「人間の足は工学の傑作」と称えた理由は、足裏の土踏まずにあります。土踏まずは三つのアーチ構造から成り、体重を支え、衝撃を吸収し、歩行をスムーズに進める重要な役割を担っています。
実は、赤ちゃんの頃から骨のアーチ構造は備わっていますが、歩くことで初めて機能的に発達し、完成します。
足は完成して生まれてくるのではなく、生まれてから歩くことで育つ器官なのです。
そして、その歩きを支えるのが靴です。
アスファルトが主流の現代では、未熟な足を守りながら成長を促す「良い靴」が欠かせません。足の仕組みと靴の役割を知ることは、子どもの健やかな成長につながります。


靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載47「原点回帰。足について考えてみました」コラムの全文はこちら
 

土踏まずの構造(拙著『子供靴はこんなに怖い』より)