2026/02/09 00:00
今月は何を書こうかと考えを巡らしていると、よぎったのは、次のフレーズ。
「靴代を節約し将来の健康を害すのと、高価でも良い靴を履かせ将来も健康で暮らすのと、どちらが本当の節約なのだろうか」。
リコスタ社のラルフ・リーカー社長の言葉です。
最近、届いたプレスリリースに化粧品ブランドが靴を発売というものがあり、税抜2000円以下からだったのが、リーカー社長の言葉をフラッシュバックさせたのかもしれません。
激安で有名な靴サイトには、キャンバス地製ですが、180円という子ども靴もあります。
安さは、最善なのでしょうか。材料費や製造工程を考えると、この価格で靴は作れないと、私は思うのです。
コロナ禍で安価な靴の需要が増す一方で、SDGsにも注目が集まっています。
その中に「つくる責任 つかう責任」というものがあります。
リーカー社長の言葉と共に「つくる責任 つかう責任」を考えてみてもいいのではないでしょうか。
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載46「つくる責任 つかう責任」のダイジェストです。コラムの全文はこちら。

大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。
