2025/12/30 00:00

小さな仲間が家族に加わりました。生後1週間の足は、爪までまっさらです。
それを見て、成り立てほやほやの伯母さんが「キャー、小指の爪がちゃんとある!可愛い!」。感嘆の声を上げました。
その声に触発され「足の中味が見えたらいいのに…」と考えてしまいました。
赤ちゃんの足は、ほとんどが軟骨。極端に言うと、骨がありません。
もし中が見えたなら、スカスカの状態。それが少しずつ骨が現れてくる様子に驚きと感動を覚えるはずです。
足がどれほど未熟で、どのように成長しているかを知れば、靴選びや扱い方にも自然と配慮が生まれます。
知識は“見えない足の中身”を見るための想像力となります。そして「よく頑張っているね」と足をねぎらう心を育てます。子どもの足の成長と靴が果たす役割を知ることこそ、健やかな歩みの第一歩なのです。

靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載42「ほやほやの仲間の足に思ったこと」のダイジェストです。コラムの全文はこちら

大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。

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