2025/06/26 00:00

「良い靴」とは、どんな靴でしょうか。ポイントを挙げてみます。
踵がしっかりしている靴は、足を安定させて支えてくれる。
そのためには踵の芯材や形状が重要。加えて紐やマジックテープ、足首を覆うブーティ形状なら、さらに支える力が高まる。
歩行時には足は指の付け根で曲がるため、靴も同じ位置で曲がる必要がある。
指が自由に動けるスペースや、蹴り出しを助ける爪先の形状も大切。
加えて、ソールは着地の衝撃を吸収する適度な弾力性を備えていること。
これらは大人にも共通しますが、未発達な子供の足には一層重要です。
でも、これらを単純に覚えるより、例えば踵がしっかりしていなければならない理由を理解することが重要です。なぜなら、理解していれば、状況に応じた対処ができるからです。
それが、「知恵」。子供靴を選ぶ際に重要なのは「知識」を「知恵」にすることです。


靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載⑧ 「良い靴とはの知識を、知恵に変える」のダイジェストです。コラムの全文はこちらから 

大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。