2025/11/19 00:00

「サステイナビリティ(持続可能性)」は今や世界中で重要なテーマです。
ミラノで開催のリネアペレでという靴や革製品素材の国際見本市を訪れました。会場はグリーンを基調にした演出で埋め尽くされ、環境意識の高まりを象徴していました。
世界的なブランドも、サステナビリティに注目しています。例えばプラダは、再生ナイロン製バッグを発売。この背景には、CSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)への意識もあるようです。
では子ども靴におけるサステイナビリティとは何でしょうか。リコスタ社のリーカー社長は「安価で質の低い靴で足を痛めるのと、高価でも良質な靴で一生を健康に歩むのと、どちらが真の節約か」と問いかけます。壊れやすい靴はゴミとなり環境を汚す一方、良質な靴は長持ちし、子どもの健全な成長を支えます。
次代を担う子ども達の健康こそが持続可能な社会の基盤。足と靴への投資は「未来への投資」です。

リネアペレ(2019年10月@ミラノ)でサステイナビリティを打ち出す著名テキスタイルメーカー

靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載㊱「サステイナビリティと子ども靴」のダイジェストです。コラムの全文はこちら

大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。