2025/08/01 00:00
スニーカーブームの昨今、その背景には、技術革新”があります。たとえば、ニット製アッパーは、一枚構造なので縫製が不要。また、ソールには3Dプリンターが活用され、自動生産工場も登場。その工場では、アームロボットが動いています。。
そして技術革新の最たるものは、二足歩行ロボットでしょう。その研究に取り組む大学教授にインタビューしたことがありますが、最も難しいのは床反力の制御だそうです。
私たちが立ち歩くとき、地面から押し返されています。これが床反力であり、そのバランスが取れているからスムーズに歩けています。そして、ある機能を果たすための最適形状を求める計算をコンピュータにやらせると、人間の骨の形とそっくりになるのだそうです。
だからこそ、子どもにはたくさん歩いてほしいのです。子どもの足は未発達だからこそ疲れを知らず、動くことで筋肉やじん帯が育ちます。未熟さが成長のための“しくみ”になっているのです。歩くことは、未来の体づくりそのもの。足は第二の心臓。小さな一歩が、大きな成長につながります。
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載⑳「二足歩行ロボットが教わった『歩くこと』の大切さ」のダイジェストです。コラムの全文はこちら。

大谷知子(おおや・ともこ)
靴ジャーナリスト。1953年、埼玉県生まれ。靴業界誌「靴業界(現フットウエア・プレス)」を皮切りに、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」(1997年創刊)の主筆を務めるなど、靴の取材・執筆歴は約40年。ビジネス、ファッション、カルチャー、そして健康と靴をオールラウンドにカバーし、1996年に出版した「子供靴はこんなに怖い」(宙出版刊)では、靴が子どもの足の健全な成長に大きな役割を果たすことを、初めて体系立てた形で世に知らしめた。現在は、フリーランスで海外を含め取材活動を行い、靴やアパレルの専門紙誌に執筆。講演活動も行っている。著書は、他に「百靴事典」(シューフィル刊)がある。
