2025/07/04 00:00
かつて子どもたちは裸足や下駄で外を走り回り、自然な遊びの中で足を育んでいました。
しかし現代では、屋内遊びや舗装された道路、さらに移動手段の変化により歩く機会が減り、足の発達に影響を与えています。
その結果、筋肉や靭帯が未発達な「細く薄い足」、いわゆる“こんにゃく足”が増加。これは外反足や巻き爪などの原因となります。
こうした足を健やかに導くのが、正しい靴選びと履き方です。靴はファッションである前に、子どもの成長を支える大切な道具。
変わりゆく暮らしの中で、靴の役割はより重要になっているのです。

細くて薄い足。グレーの部分に問題を起こしやすい
(拙著『子供靴はこんなに怖い』より)
(拙著『子供靴はこんなに怖い』より)
靴ジャーナリスト・大谷知子さんによるコラム「子供の足と靴のこと」の連載⑩ 「変わる暮らし、変わる足。だから靴。」のダイジェストです。コラムの全文はこちらから